口臭の種類 - 病的な口臭

口臭の原因の3つめは病的口臭です。病的口臭とは簡単に説明すると体の様々な場所に起こる病気が原因で発生する口臭のことです。

病的な口臭の原因と特徴

病的口臭には大きく分けて2つ、口腔内のトラブルが原因となる「口腔由来」と体全身の病気が原因となる「全身由来」があります。

  • 口腔由来の病的口臭
    病的口臭のうち実に90%以上が口腔由来と言われています。虫歯が進行した場合も口臭の原因となることがありますし、他にも歯周病や歯垢、歯石、舌苔やドライマウスも口臭を引き起こす可能性があります。また、虫歯を治療した際の被せものがはずれている場合やサイズが合っていない場合、口内の清掃不良なども原因となります。
  • 全身由来の病的口臭
    病的口臭は口の中の病気だけが原因とは限りません。口腔以外の鼻や喉、呼吸器系、消化器系や肝臓の病気、糖尿病、尿毒症などが原因で口臭が起こることがあります。具体的には呼吸器系は気管支炎や気管支拡張症、肺脳腫など、鼻の病気では慢性鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)、喉の病気では扁桃腺、消化器系では胃潰瘍、胃がん、慢性胃拡張、胃炎、肝臓の病気では肝硬変や肝炎などの病気があげられます。

対処法

口腔由来の場合は、虫歯の治療はもちろんのこと、口の中のトラブルを未然に防ぐために日頃からケアを怠らず、清潔を保つことが重要です。また、口内の健康を維持するために歯科医院に定期的に検診に訪れることも大切です。
病的由来については病気の症状の1つとして口臭が発生しているので、原因の根本となっている病気の治療を行う必要があります。

まとめ

口腔由来も全身由来も口臭を改善するためには、それぞれの病気を治療することが大前提となります。
また、病的口臭のほとんどが口腔由来となるので、虫歯や歯周病をはじめとする口内の病気をしっかりと治療する、もしくは日々のケアで予防することが口臭を改善する対策となります。