口臭の種類 - 生理的な口臭


口臭が気になっていませんか?口臭には大きく分類して5種類ありますが、今回は1つめ「生理的口臭」について説明します。

生理的な口臭の原因・特徴

私たちの口の中には約500種類の細菌が住んでいて、細菌はタンパク質を好んで分解します。その時に発生する化合物の揮発性硫黄化合物(VSC)、アンモニア、アミン、低級脂肪酸などが悪臭の原因となります。
生理的口臭は誰にでもある口の臭いです。病的口臭ではないので、周囲の人にそこまで不快感を与えることはありませんが、私たちの暮らしの中で口臭が強まるタイミングがあります。それが下記の3つです。

  1. 起床直後 (起床時口臭)
  2. 空腹時 (飢餓口臭)
  3. 緊張時 (緊張時口臭)

なぜ起床直後、空腹時、緊張時に口臭が増すかというと、唾液の分泌が減少することによって、口内の細菌が増殖し、口臭の原因物質の揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるからです。
口臭は加齢とともに強まる傾向があります。また女性はホルモンバランスの変化に影響されやすく、生理や妊娠時などにも口臭が強まることがあります。

対処法

まず起床時ですが、睡眠中は最も唾液の分泌が少なくなり、口の中の細菌が繁殖しやすい状況になるので、普段口臭がない人でも口臭が気になるケースもあるようです。その場合、朝起きた直後に水分補給をするようにするとよいでしょう。また、空腹時、緊張時に水分補給をすることも有効です。
また、空腹時や緊張時など余裕があれば、「耳下腺」、「顎下腺」、「舌下腺」の唾液が分泌されやすくなるポイントを刺激する唾液腺マッサージを行ってもよいでしょう。唾液腺マッサージをすることで、口臭予防だけでなく、食べやすく、飲み込みやすくなり、さらに会話もしやすくなります。

まとめ

生理的口臭は水分を積極的に摂るなどし、唾液の分泌が増加すれば、口臭が減りますので、治療の必要はありません。日常生活の少しの注意で口臭予防をすることができます。