歯周病と運動

高齢者の運動

歯周病の予防や症状改善のために、適度に運動しましょう。

そう言われたら、「え、どうして?」と思いませんか?
でも適度な運動の習慣は、歯周病予防に良い影響を与えるのです。
今回は、歯周病と運動の関係について見ていきます。

歯周病と糖尿病の関わり

歯周病の二大因子の一つ、「糖尿病」。このコラムでもご紹介したことがあるように(「歯周病と糖尿病 〜健康長寿につながる歯周病の治療と予防〜」)、歯周病と糖尿病は双方向に影響し合っています。

糖尿病の症状改善に、運動習慣は欠かせません。
積極的に体を動かして糖尿病の悪化を防ぐことが、ひいては歯周病の予防や改善へとつながるのです。

適度な運動は体の抵抗力を高める

歯周病の主な原因は、歯周病の原因菌に感染することですから、免疫を高めることで発症しにくくすることが可能となります。
逆に、免疫力が低下すると、様々な細菌に感染しやすくなります。歯周病も同様です。
適度な運動の習慣は、体の免疫を高めます。
運動の習慣を身につけて、歯周病の原因となる細菌に感染しにくくなる体作りを心がけると良いでしょう。

運動は社会的・心理的ストレスを緩和する

歯周病と潜在的な影響が指摘されているのが、社会的・心理的ストレス。
通勤電車、職場、学校・・いろいろなところにストレスの元はあるものです。このストレスが原因となって、

  • 免疫力の低下
  • 歯ぎしり、食いしばり
  • 睡眠不足

といったことが起こり、歯周病の進行を早めてしまうこともあります。
運動はストレスケアに有効であり、運動習慣のある人は、運動をあまりしない人に比べてストレスに対しての対応力があることが明らかになっています。
運動によるストレス緩和も、歯周病やその進行予防に有効なのです。

まとめ

  • 糖尿病の予防や症状改善
  • 免疫力アップ
  • ストレス解消

これらに必要な運動を行うことが、ひいては歯周病の予防や改善につながるということは、おわかりいただけたでしょうか。
ただし、過剰な運動は逆に免疫力を下げてしまうので、運動の内容には注意が必要です。
また、既に何らかの病気や症状のある方は、主治医さんとご相談の上、ご自身に合った運動を行ってください。


【参考】
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